しかしなんなんでしょう、この風のつよさは。 自転車がすすまなくて、まいる。 じょうだんじゃなく、かつらがとびそうになるし、だいたい、前髪部分は、ぺろりとめくれあがってしまっているのである。 きのうよりは、ややすずしいとはいえ、ふしぎな気候。 きょうは、ひさしぶりのお茶のお稽古。 もちろん、自宅で復習などちいともしないでいたので、これまたきれいさっぱり、いままでのことをわすれている。 このへんから、同期にはじめた者のなかで、だんだん進度の差がみちみちとあらわれでてきているのだ。弱肉強食。 先生は、われわれ初心者チームと、継続者の両方をみているので、こちらをみていないときもでてくる。 そんなときは、おたがいにどうやったっけ、・・・となやむ。 たぶんこうだよ!と(それもいいかげんなものだが)適当にかたちをつけて、どんどんすすめる。 ようするに、お菓子をたべて(きょうは虹色の摩訶不思議なねりきり。梅雨が近いからか?)お茶をつくってのむだけなのに、なかなか身につかない。 でも、緊張感の中に、わきあいあいとしたものもあって、なかなかにたのしいのだなあ。きょうも、お菓子を懐紙からぽろり、とさせた子がいたが、先生は「だれもなにもみていませんよ」とわらっていた。 あいまあいまに、おたがいに感謝をしたり、お茶碗のもようをたのしんだり、ゆずりあったり、そういったきもちのうけわたしに、はっとさせられることが多いのである。
by gudalife
| 2014-05-04 08:12
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